睡眠改善!Mi Bandの睡眠分析機能とiphone睡眠分析アプリを各種検証

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睡眠については、かれこれ10年以上の悩み。朝気持ち良く目覚めれたことがほんとに数えられるほどしかなく、毎日起きると凄まじい頭痛と異常な喉の渇きなど不快感極まりなかったり、たまに体が枕に対して逆さまになっていることもあり...

いい加減睡眠改善に取り組み、気持ちのいい朝を取り戻したく、まずは睡眠の質を測ってみるべくいくつかのiphone睡眠分析アプリを試してみました。

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Mi Bandとiphoneを使ったアプリそれぞれで検証

絶賛愛用中のxiaomi Mi Bandにも実は睡眠分析機能があります。

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アクティブトラッカー xiaomi Mi Band pulseを使って一週間経ったのでレビュー

 

アラーム機能がついていて、iphoneからのアラーム音だけでなくMi Band自体も振動してくれるので、結構これが便利。

iphoneのセンサーを使った睡眠分析アプリも数多くでておりますが、今回はMi Bandアプリ「Mi Fit」の機能と、元祖睡眠分析アプリである「Sleep Cycle」と最近評判がいいと言われている「Sleep Better」の3種類を使って睡眠分析をしてみました。

「Mi Fit」「Sleep Cycle」「Sleep Better」それぞれの特徴

まず、「Mi Fit」についてはMi Bandの「アクティブトラッカー xiaomi Mi Band pulseを使って一週間経ったのでレビュー」でも記載の通り、モーションセンサーおよび心拍センサーを使って睡眠の深さや入眠時間、起床時間を測定しているようです。
一応グラフで統計見れますが、グラフが非常に見にくいです。

「Sleep Cycle」については、iphoneのモーションセンサーが人の動きを察知して、深い眠り(ノンレム睡眠)か浅い眠り(レム睡眠)かを測定する模様。
睡眠分析モードに入った際に「iphoneを画面を下に向けてベッドのそばのテーブルに設置」という画面がでます。
起きる時は、指定された時刻の前30分間でレム睡眠に入ったことをセンサーがキャッチしたタイミングでアラーム音が流れる仕組みで、さらに起きたタイミングでiphoneのカメラに親指を当てることで起床時の心拍数も取ることができます。

心拍については、果たしてどこまでが正確なのかよくわかりませんが、おそらく目安くらいの精度だと思います。
合わせてその日の睡眠の質を「快眠度」という指標で数値化できるのですが、ある程度その人の睡眠のアベレージを測定した上でベンチマークを決めてから相対的に評価するシステムのため、最低5日間はベンチマーク作成の為に使い続けないと「快眠度」が出てきません。
他にも睡眠の場所や天気、気圧などの外的要因が睡眠に与える影響についても分析が可能です。

「Sleep Better」についても、大まかな機能は「Sleep Cycle」と似たようなところですが、こちらは枕の下にiphoneを置いて使うことを推奨されます。
今回使ったのは無料版なので少し機能制限がありますが、有料版にアップグレードすると年単位、月単位で睡眠の質の統計を出すことができます。
また、特徴としては、例えば「ワークアウト」や「お酒」など、睡眠の質に関係するその日に行った行動をタグ付けすることが可能です。

「Mi Fit」「Sleep Cycle」「Sleep Better」それぞれを同時に使った結果

Mi Fit
mifitsleeper

Sleep Cyclesleepcycle

Sleep Better
sleepbetter
分析機能は各アプリ毎に違うものがあるので、一番分析指標の少ない「Mi Fit」を基準にそれぞれ5/16-17を対象に測定しました。
(sleep cycleはiphone5、sleep betterはiphone6、Mi fitはMi Band経由でiphone6にてデータを取ってます)
いずれもアプリの推奨する設置方法にて睡眠を測定した結果が以下の通りです。

  • Mi Fit
    睡眠時間:6h23min
    Deep Sleep(ノンレム睡眠):1h19min
    Light Sleep(レム睡眠):5h04min
    Fall Sleep At(入眠時刻):2:06
    Wake Up(起床時刻):8:30
  • Sleep Cycle
    睡眠時間:5h39min
    深い睡眠(レム睡眠):時間で表示されず
    浅い睡眠(ノンレム睡眠):時間で表示されず
    入眠時刻:1:56
    起床時刻:7:37
  • Sleep Better
    睡眠時間:5h39min
    深い睡眠(レム睡眠):4h04min
    浅い睡眠(ノンレム睡眠):1h20min
    入眠時刻:1:57
    起床時刻:7:37

「Sleep  Cycle」についてはアナロググラフで「覚醒状態(ノンレム睡眠)」「覚醒状態(レム睡眠)」を吐き出すため、数値としてはとれていないものの、入眠時刻や睡眠時刻についてはiphoneのセンサーの使い方が同じなのか「Sleep Better」とほぼ同じ結果がでました。
「Mi Fit」の入眠時刻の誤差は10分程度。起床時刻については1時間もずれていますが、実は2度寝したからです笑

「Sleep Cycle」「Sleep Better」の起床時刻については「アラームを止めた時刻」とイコールになりますが、「Mi Fit」についてはアラーム設定時刻以降で歩数カウントに伴う動きを検知したところが起床時刻になっているのかと思われます。

いずれも入眠後に一定時間のレム睡眠に突入し、その後レムとノンレムの大きな2回の波が訪れる傾向まではほぼ同じではあるものの、以降の睡眠周期にかなり差が出ました。
特に「Mi FIt」はそのあとはほとんどレム睡眠となっており、ノンレム睡眠はたったの「1時間19分』に対し「Sleep Better」では「4時間4分」となってしまいました。
「Sleep Cycle」は数値出力ができない仕様のため比較しにくいものの、傾向で読み取る分には覚醒状態が長いためレム睡眠が多数を示していると思われます。
グラフを見ると「Mi Fit」と「Sleep Cycle」は近しい挙動を示していることがわかります。
「Sleep Better」は枕の下に設置ということなので、おそらくですが頭の動きや振動で睡眠を検知しており、「Sleep Cycle」についてはベッドに隣接するテーブルに設置するということでおそらく体が動くことによって発生する振動によって睡眠を検知していると思われるので、ウェラブルデバイスのMi Bandに近い挙動を示したのでは?と思われます。
5/20訂正:「Sleep Cycle」は加速度センサーを使った人の動きで計るモードとマイクを使った人が動く音で計るモードがあり、今回は「マイク」を使った測定モードになっておりました。

ただ、Mi Bandは右手首に取り付けていることもあるため、デバイス自体が動きをキャッチするような動きがないと反応しないのでは?と思われるため、「振動」という挙動の「Sleep Better」のほうが実はより細かく検知されているかと思われます。

なお、よく勘違いされるのですがレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)と体の動きについては、実は深い睡眠である「ノンレム睡眠」の時のほうが体は動きます。

逆に「レム睡眠」の最中は筋肉が弛緩している状態なので体はまったく動かないらしく、「金縛り」というのは「ノンレム睡眠」の最中になにかのきっかけで意識が目覚めたものの、脳がノンレム睡眠から筋肉を動かす信号を送らなかった時に発生するそうです。

そのため、これらのアプリはいすれも動きがあるときに「レム睡眠」、動きがないときに「ノンレム睡眠」という判定をしていると思われますが、測定位置によって動きをキャッチできる範囲が違うことにより、このような差が現れると思います。

以上、これらをまとめると僕は「頭は動いてないけど、体はよく動いている」ということがわかりますが、ノンレム/レム睡眠の2回周期以降についてはMi Bandが反応していなかったことから、細かく動いたり止まったりを繰り返している(=レムとノンレムを非常に短い周期で繰り返している)と考えられます。

あとは各ソフトのアルゴリズムでどのようにレム/ノンレム睡眠を検知しているのかというところもありますが、グラフの挙動だけでみると「Sleep Cycle」が一番センシティブに睡眠検知を行っているのではないでしょうか。

確かiphone 3GSの頃にはすでに「Sleep Cycle」はあったので、長い歴史の中で睡眠検知のアルゴリズムが洗練されてきているのではないでしょうか。

「Sleep Better」については有料版になるとかなり機能拡張されるとのことですが、今回比較してみる限り僕の睡眠時の挙動からするとあまり正確な数値が取れていないように思えますが、これは人それぞれでもあるような気がしているので単純に「使えない」ものとは言い切れないですね。

「Mi Fit」については歩数測定や心拍測定用でいずれにせよ使っていくことになりますし、起床時刻がかなり正確に出せるということと、アラームと連動してMi Bandが振動してくれるのが非常に便利ということもあって今後も継続的に使っていこうと思いますが、睡眠分析という点では「Sleep Cycle」を今後はメインにしていこうとお思います。
以上、3種類の睡眠分析アプリを使った結果でしたが、人によって睡眠中の体の動きは個人差があるので一概に言えないですし、睡眠の質を計るだけでは当然改善するわけではないですが、今後はこれらの睡眠分析アプリのデータを元に、質の改善について色々とトライしてみようと思います。

早く、気持ちのいい睡眠がとれるようになりたいなあ...

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