oneplus6

【レビュー】oneplus6は必要十分にして最高峰のandroidスマホ

投稿日:2019年6月4日 更新日:

androidをメインで使うようになって早3年。xiaomiに並んで注目していた、oppo系列の超コストパフォーマンスハイエンドのoneplus6を購入して早三ヶ月経ち、諸々レビューしていこうと思います。

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とにかくoneplusのコンセプトに惚れ惚れ

「世界で一番性能のいいスマホを、世界で一番安く作る」をコンセプトに立ち上がったoneplus
当初は招待制で限られた人しか買えない代わりに最高峰の性能を非常に安価(確か300ドル程度)で提供していたものの、モデルチェンジのたびに少しずつ高価格化。

最新機種のoneplus7では700ドル以上に高騰してますが、それでも最新にして最高峰の SoCであるsnapdragon955に最高クラスのトリプルレンズカメラ、フルスクリーンOLEDにポップアップフロントカメラ、そして画面内指紋認証など現行androidとしては最高クラスの性能と装備を持ち合わせており、同クラスで言えばそれでも圧倒的なコストパフォーマンスであることは間違いない。

そして、前機種のoneplus6Tも当時の最高クラススペックを持ち合わせていたのにも関わらず、あえて2世代前のoneplus6を購入したのには訳がある。
(購入した時はまだoneplus7は発表もされてませんでしたが)

必要十分すぎる性能とコストのバランスが最強

購入したのは、6GBメモリ/128GBモデルですが、gearbestで送料含めてなんと48,000円。国内流通スマホならミドルレンジのhuawei P20よりも安い。

ですが、
Snapdragon845搭載、6インチオーバーフルHD OLEDに、指紋認証/顔認証でメモリとストレージ量考えれば破格。

ぶっちゃけONEPLUS6Tとハードウェア的にはほとんど差異がない。
あるとすれば、水滴ノッチとあまり信用ならない画面内指紋認証と、若干カメラの性能くらい。にも関わらず、実売では1〜2万円の差は大きすぎる。

まさに必要十分すぎるスペックにも関わらず、圧倒的コスパの高さ。

これに対抗できるのは正直、xiaomiのハイエンドくらい。

ですが、ONEPLUS6を選んだのは、次の理由。

oxygen OSの完成度が高すぎる

正直、かつてverneeを使ったときに、ほぼ素のandroidの快適性はわかっていたので、中途半端にカスタムOS化されているのはイヤだと思ってました。
実際、xperiaやsharp端末も使ってみましたが、正直使いづらい。
https://hacllab0.com/android-vernee-thor/

xiaomiのカスタムOSであるmi UIはかなりappleを意識しているので、androidらしさが薄そうだな、と思っていたのが正直なところ。

oneplusも、カスタムOSではあるものの、oxygenOS自体が素のandroidに近いというウワサを聞いていたので、思い切って購入してみたのですが、確かに余計なものがなく、とにかく使いやすい。

そして、android OSの操作性って、基本的に「サクっ」て感じの軽快な感じの印象があるのですが、oxygen OSはiOSの操作性に近い「ヌルっ」とした感じなのも衝撃でした。

むしろ、仕事用に使ってるiphone8よりも「ヌルヌル」
実際、ハードウェアスペック以上に、OSの完成度が高いことから、Antutuのベンチマークも同クラスの機種よりも上にスコアが出るらしく、僕の個体も29万点オーバー出てました。
その前に使ってたsharpのローエンド端末が5万くらいだったので、軽自動車からスポーツカーくらいの進化。まじすげえ。

サイズと重さのバランスも素晴らしい


正直スマホの大型化の流れについては否定的で、6インチスマホを持つっていうのは考えにくかったのですが、さすがにそんなこと言ってると選択肢もなくなってくるので、せめて重量だけでも軽めにしたかったところ。

6.28型と最近の中華スマホではまあ普通のサイズではあるが、思った以上に薄くて軽い。とはいえ、177gあるのでiphone8に比べると重たいのですが、数字ほどの重さを感じない。6T以降で重さもサイズもちょっとずつ大きくなってきているので、サイズ感的には本当にちょうどいい。

画面の美しさ、カメラ性能、どれをとっても必要十分にして最高

OLEDの発色はさすが。コントラストが高く、絵がパリッとしている。
何気にsharp端末も液晶にしては発色がよくて(さすがsharp)気に入ってたのものの、OLEDのコントラストにはやはり脱帽もの。
iphone XSあたりなんかと比べると今一歩な気もしますが、値段2〜3倍するので比較するのが野暮。値段1.5倍くらいのGalaxy S9あたりとの比較でもまったく遜色なし。

カメラ性能も、特筆してすごいわけでもないし、ややポートレートモードが中華系端末にありがちなゴテゴテのボケ味なのはご愛嬌ではあるものの、iphone8と遜色ないどころかむしろ綺麗だし、ムービーも素晴らしい仕上がり。
カメラ性能求めるなら、huawei P30 proあたり買えば幸せになると思うけど、所詮スマホのカメラ。電話付きカメラを買うのであればあるかもしれないが。

充電とUSBが残念

とはいえ、お値段がお値段なので全てが完璧ではない。
残念なのが充電。
せっかくボディ筐体をガラスにしたのに、無線充電に未対応。
iphone8で無線充電の楽チンさを知っているだけにちょっと残念。

そして、独自規格の急速充電については、充電速度はビビるほど早い。
本当に1時間くらいさしておけば、ほぼ満充電くらいまでいける。2時間あればお釣りが来るのは本当にすごい。
ただし、その代わりsnapdragon由来のPD充電などには一切対応してないので、超高速充電の恩恵は純正ケーブルと純正アダプタを使わないと受けれないのが残念ポイント。ハードウェア的には対応しているはずなのに、ソフトウェアでブロックされているとのことで、超残念。


また、せっかくUSB Type-Cを採用してるのに、まさかのUSB2.0企画というのも超絶残念。128GBもストレージあるのに、ハードコピーでバックアップするのがUSB2.0の速度って。

それでも、4万円代で買えるスマホとして、そしてスペックと価格バランスとしては最強だと思う。

微妙なネガティブポイントもあるものの、欲をいうならそれだけコストかけてハイエンド買えばいいだけの話だが、スマホとしての必要十分な機能と性能(これですら持て余すレベルかもしれないが)突き詰めた上で、ある意味質実剛健に作り込んだ4万円代の端末ってことにoneplus6の価値があると思う。

iphoneに10万円払って、本当に機能と付加価値が10万円分のものがあるかと言えば、微妙なところだと思う(リセールの高さもあるが)
あとは所有欲みたいなものもあるだろうけど、所有から利用に、消費のスタイルが変化している中で、4万円代で得られるカスタマーエクスペリエンスはおそらくiphoneやその他のハイエンドスマホ以上のものだと思う。
快適な操作性は言わずもがなだが、LINEしたりインスタなどのSNSをするくらいの使い方の場合、デバイスにかけるコストとして10万円近くの端末が本当に必要なのか?という意味での一つの答えは、oneplus6だと思う。
(huawei P20 liteもそういう意味では素晴らしい端末だと思うが)


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