07メタニウムmg

07メタニウムが名機って言われるのは、よくわかる

投稿日:2017年1月18日 更新日:

子供の頃にバス釣りやってた頃といえば村田基全盛期だったこともあり釣り具と言えばシマノ、スコーピオンにメタニウムが憧れ。
大人になってバス釣り再開した時にも当然シマノ!と決めておりました。
毎年のように新作リールがリリースされて、ついつい色々気になってしまうけど、何気に一番使い続けているのは07メタニウム

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やっぱりメタニウムって名前に弱いのよ

今ではアンダー2万でスコーピオンも新品で買えちゃうし、フラッグシップモデルもカルカッタコンクエストやらアンタレスもある中で、中級機の位置付けになってしまったメタニウム。

それでも、やっぱ子供の頃に村田基がヘッドバンドに短パンで「フィーーーーーーシュ!!!」てやりながら超絶キャスティングでバスバス釣る姿を見てた自分としては、「メタニウム(当時はスコーピオン メタニウムXTでしたね)」に対する憧れは半端ない。

10数年を経たメタニウムとの再会とリールの進化

バス釣り再開してすぐに当時の憧れだった「銀メタ」こと「97メタニウムXT」を格安の中古で購入して、10数年前のリールとは思えない耐久性とぶっ飛び具合に感動。

当時、10数年のブランクがあったので、最新機種がどんなことになっているのかもよくわかっていなかった。
ただ、メカニカルなツールであるリール如きがそんな大げさに進化するわけないだろう、という思いであえて旧式のハイスペックリールを格安で使っていたのですが、そもそも比較するものがない以上、この上なく最高なリールだと思ってました。
その後、釣り場に通い詰めるようになると、あまりにも旧式のリールを使っていたこともあって、なんとなく周りの目が痛く感じるようになり、もう少し新しいリールが欲しくなり。。。
しかし、なんとなく当時最新機種だった12アンタレスとか13メタニウムのSVSインフィニティが信用ならず

ネット上の評価も結構散々だったってこともあって、当時まだ持っている人も多く、旧式のSVSも積んでいて、なおかつパーツの供給も終わっていなかった07メタニウムをこれまたヤフオクでかなり安く入手。

型落ちとはいえほんの数年前まで現行機だったってだけあり、とにかく軽く、手の中に収まる感じも凄くビビっときたのを覚えています。

旧式SVSの使い勝手のよさと、スモークグレーブレーキ装着による圧倒的飛距離

メンテナンスとかは自分でやりたいタイプなので、分解清掃もかかってこいのスタンスで銀メタをあれやこれやいじくりまくってたこともあり、07メタニウムを入手してすぐは結構いろんなパーツを交換しました。

中古品だとギアとかヘタってることが多いのですが、部品供給が終わってなければギア類は交換できるしベアリングも選択肢は多い。
見た目さえ気にしなければほぼ新品にまでレストアできるのが中古の型落ちリールの楽しいところ。

若干巻きがじゃりじゃりしていたこともあったので、マスターギアを交換したのですが、ヌルヌル感が半端なかったです。

その際、メタニウムARのパーツとして供給されてた「スモークグレー」のSVSブレーキシューを取り寄せ、換装したらそれはそれは超ぶっ飛ぶ。

バイブレーションとかヘビキャロなんかはブレーキ1個にするとこれまで体験したことないくらい、気持ち良くラインが飛んでいくし、クリア1個だとちょっとブレーキ弱いけど2個だときつすぎるみたいな時の調整としての使い方もできてバックラッシュもとにかくしにくい。

この辺りは、ブレーキをオンオフするだけで決められるという直感的なところが旧SVSのわかりやすさだし、SVSインフィニティーのダイヤル調整なんかよりも、全然調整しやすい。

ベアリングもYTフュージョンハイパーボールベアリングHD+を装着しているので、とにかくよくスプールが回る。

アフターパーツも多く、ベイトフィネス化も簡単な07メタニウム

ベイトフィネスっていうメソッド自体もブランクがあった自分にとってはなんのことやらって感じでしたが、いざ興味を持ってやってみようにも専用リールは高く、おいそれとは出来ない感じです。

ただ、ちょうどベイトフィネスが盛り上がってきた頃に出たリールということもあって、ベイトフィネス化用のアフターパーツもかなりたくさん流通している。

それらが中古で安く手に入りやすいというのも07メタニウムのよいところ。
今でこそSVSインフィニティーがようやく定着してきたので選択肢も多いですが、数年前はまだまだパーツの選択肢も多くなかったので、パーツも高価。

07メタニウムであれば夢屋BFSスプールもメルカリとかで5,000円くらいで買えちゃうので、結構手軽にベイトフィネスが始めれる。

実際の使用感についても、さすがに1g台のスモラバとか、3gのノーシンカーとかだとシンドイけど、4インチカットテールのノーシンカーとか極端なフィネスじゃなければ全然対応可能。

もとより、本格的なベイトフィネス機を使った事がないので比較しようがないのもありますが下手にスピニング使うよりもキャストもリーリングも楽。
基本的にベイトフィネス機として07メタニウムをほぼ使ってます。

重たいもの投げたくなったときにスプール交換してバビューンと遠投なんかもできるのがまた使い勝手よし

軽さゆえに、ちょっとおもっちゃっぽいところはあるけど

マイナスポイントといえば、持った時の軽さもちょっと頼りない感じと、巻き心地のスカスカ感。前者に関しては、重さだけでいえば13メタニウムとほぼ変わらない。
しかし、13メタニウムはサイズが小さい分だけ持った感じは重量感あるのですが、07メタニウムmgはガワが大きい分妙に頼りない軽さ。。。

後者については、確かにギア交換してヌルヌルでスムーズになったものの、巻き心地が軽すぎるというか、ちょっとトルク感がない感じが頼りない。。。

同じハイギアの13メタニウムHGとくらべても、弱々しさあり。
フィネスでスラッグとるような使い方であれば気にならないですが、ゴリゴリ巻くような釣りだと13メタニウムのほうが安心。
X-SHIPとマイクロモジュールギアの恩恵なんだろうか。

全体的にメタニウムとしてはやや剛性感に欠けるような印象もありますが、それでも中古の良個体が見つかれば、同価格帯のスコーピオンとかよりもブレーキ設定もシンプルだし、34mm径の軽量スプールからバサバサラインが飛んでいく感じは快感。

13メタニウムにはない安心感

あと、何気に嬉しいのはサイドカバーがフリップオープン。13メタニウムだとサイドカバーが完全着脱式なので、ブレーキシューいじるときにいつもヒヤヒヤします。

いくらSVSインフィニティーで外部から調整できるとはいっても、正直ブレーキシューのオンオフの調整のほうが調整しやすい。

最初の1台としてはちょっとハードル高いかもですが、メンテもしやすく改造しがいもあるので、07メタニウムmgは中古でいろいろ弄る分には本当に遊べるリール。
極端に扱いに気を使わなくてもいいから気軽に使える。

現行機には現行機のよさがあるけど、自分でいじくりまくると愛着も湧くし、ちょっとした改造で一気に化けて使い勝手いいということで、07メタニウムはまさに名機にふさわしいリールなんだとしみじみ思う次第であります。

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