手軽に使える低価格リールとして以前購入した17サハラのC3000HGですが、もはやサブリールにするのもったいないくらい調子がいいです。
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ギアがこなれてきてかなり巻きが軽くなってきた
HAGANEギア採用（とはいっても、亜鉛ダイキャストの台座に歯面だけHAGANEですが）で、ギアの耐久性が格段に上がったのはスペックの通りなのですが、ハイギアだったこともあって購入直後は少し巻きが重かったです。
全バラしで脱脂、オイルアップを施した上で本格的に使い始めて数ヶ月経ちましたが、ギアがいい感じにこなれてきたのか、かなり巻きが軽くなってきてます。
比較するのが同じハイギアの13コンプレックスCI4+2500HGS F6（にエクスセンスBB C3000HGMのスプール着用）にはなりますが、マグナムライトローターの恩恵か、ストップアンドゴーのクイックさは多少劣るものの、購入当時ほどの差はなくなってきてます。
非ワンピースベールの欠点は用途的に特になし
低価格ならではの古臭いベール形状で、確かに細糸PEには気を使いそうですが、C3000でシーバスやらを狙うのであればPEの号数（１号程度）とルアーの重量（あまり大きいの投げないのでせいぜい２５gくらい）であれば、そんなにヒヤヒヤすることもなし。
これがジグとか投げるとなればちょっと気にしなきゃいけないのかもしれないし、PE0.4号とかエステルの0.3号みたいな極細ラインであれば確かに心もとない。
さすがにそういった剛タックルor繊細タックルであれば、より高性能なものを選んだほうがよさそうですが、シーバス（ガチランカーであればちょっとどうかと思うが）くらいであれば必要十分。
同じ理由でドラグ性能も、そりゃ高いのみればキリないですが、狙う魚で考えればまあ十分。
シーバスロッドにつける重さとしてはこれくらいがちょうどいい
重さはC3000で250gなので今時のリールとしては軽くもないのですが、実際にシーバスロッド（ラテオ90ML）くらいの重さに取り付けると、実はこれくらいがタックルバランスとしてちょうどいいじゃないかなって感じ。
メインのシーバスリールがコンプレックスCI4+にエクスセンスBBC3000Mなので、だいたい220g前後なのですが、振り抜きは確かに軽いものの、ちょっと手元が軽くて不安な時もあり。これがストラディックCI4+とかヴァンキッシュだとどうなのかなって思うくらい。
逆に250gくらいのほうが手元の安心感は高いんじゃないかなというのが最近の結論。
防水性は確かに微妙だが
コアプロテクトなし、ということで防水性はハナから期待してませんでしたが、数ヶ月実釣する中で、やはりここがナスキーなんかとの差を感じました。
厳密にいえば釣行後のメンテナンスの時ですが、ドラグを締め切ってからシャワーで海水を落としたとて、ドラグを緩めてスプールを外そうとすると、微妙に水滴が内側についてしまっています。
ドラグノブにパッキンがないから、というが一番大きな理由だと思いますが、どうやらドラグノブはナスキーよりもグレードが低そう。。。ここだけはナスキーのパーツ取り寄せてもいいかも（多分、付くハズ）
C3000番ならではのバーサタイルな使い方にあった高い汎用性と十分な性能
結論、2500番ないしC3000番ゆえなのかもしれませんが、一番手頃なターゲットを狙うのに必要なのがこの番手だったりするので、サビキやちょい投げのエサ釣り、シーバスやバスなどのルアー、といったように幅広い魚種と釣り方に対応するのがこの番手。
そして、対象魚のサイズやパワーを考えても、耐久性も極端に必要ないのがこの番手。
逆に、細糸超感度が求められるC2000番やパワーのある大型魚が対象となる4000番以降の番手は、より軽量でドラグ性能の高いものや、超耐久性のあるものがふさわしいと思います。
2500/C3000に限って言えば、ものすごく欲を求めず、特殊なことや、テクニカルなことを求めなければ、一番汎用的に一番手軽に使えるという意味でも17サハラをメインに使用しても全然使えるということがよくわかりました。欲をいえば、ストラディックかもですが、ストラディック１台買うのとサハラを使い古しながら２台買うのであればどっちがよいのか、です。ギアの耐久性は遜色ないし、どのみちハードに使えばストラディックですら2年も持たないだろうですから（リセールの点ではストラディックのほうがいいでしょうが）
ただ、ラインローラーのベアリングとハンドルノブのベアリングくらいは交換したほうがよいかも、です。
特にハンドルノブ、これは劇的に感度が上がると思いますし、ミネベアで揃えれば数百円なので、やって損はなし、です。