先日、軽く人生変えられた勢いで衝撃を受けたDJ MIX、XTAL(@XTAL_JP)さんの「made in japan Classicsシリーズ」がsound cloudで公開されていることをご紹介いたしましたが、そんなXTALさんの新作DJ MIXがsound cloudで発表されました。
元祖和モノDJ MIX "made in japan classics” がsound cloudで公開中
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なんと、最新作は和モノDJ MIX
和モノオンリーでDJすることも非常に稀だというのに、このタイミングで和モノディスコ/ファンク/ソウルオンリーの作品を発表されるとは、夢にも思いませんでした。
「made in japan classicsシリーズ」から10年が経ち、その間に Tracks Boysとしての楽曲制作や川崎の工場の上で行われるインダストリアルパーティDK SOUNDの主催、新世代シティポップバンド(((さらうんど)))やJINTANA&EMERALDSの活動、XTALさん個人名義の楽曲制作等を通じて熟成された現在進行形のXTALさんが、今このタイミングで再び和モノDJの作品を発表するなんて、聞く前から悶絶モノ。
そんな混み上げる想いを必死に抑えて、冷静を保とうとしながらじっくり聞きましたが、もう、始まった瞬間から完全にロック。
XTALさんのDJや楽曲はテクノであろうと、ハウス/ディスコであろうと、シティポップやオールディーズでも、共通して言えるのは心の奥底のこそばゆいところを揺さぶられる「エモさ」があり、そこが大好きな要素。
音楽を言葉で評価するのは非常に難しく、やもすれば平易な言葉になったり、意味を履き違えた言葉を選んでしまう可能性があり難しいところではありますが、今回の新作は「made in japan classicsシリーズ」から10年を経たXTALさんの今があるからこそ、軽快で心地よい選曲の中に骨太で重厚なグルーヴや丁寧で緻密に計算された構成はもちろんですが、どこか肩の力が抜けたというか、幅広い活動を経たからこその「自由さ」みたいなものを感じました。
僕なんかが偉そうに御託並べても何も意味はないと思いますので、とにかく一度聞いて欲しいです。
特に、デジタル世代以降のハウスDJには聞いてもらいたいし、この作品を聞いて何を感じるのか、とても興味があります。