「2016 FNSうたの夏まつり」ツッコミどころしかない

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普段、地上波の番組を見ることはかなり稀なのだが、たまたま来客があり、テレビをつけていたので「2016 FNSうたの夏まつり」を見ていたのだが、ツッコミどころが多くて困った。

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乃木坂とAKBに頼りすぎ

11時間も生放送(途中で月9挟むけど)していて、おそらくほとんどの時間に出てたのではないだろうか...

お昼頃(13〜14時)と22時以降しか見ていないものの、要所要所で出てたんだろうなってのは安易に想像がつく。

目玉が「48・46のドリームマッチ」で、視聴者参加型で選曲させるっていうのだから、これみよがしに使い倒していたのだろう。

「豪華出演者」と銘打っているものの、「48グループ(AKB、NMB、 HKT、SKE)」「46グループ(乃木坂、欅坂)」で嵩増ししている感が否めない。

夏木マリ、かっこよすぎ

和田アキ子とデュエットで「古い日記」を歌っていた夏木マリが凄まじくカッコよかった。

豪快なモヒカンに、形容のし難い形状の白スーツ。そして首に謎の線。

リアルに「ジョジョ」の世界から飛び出してきたのかと思った。

ちなみに、夏木マリといえば小西康陽さんプロデュースの「ゴリラ(菊地成孔も参加!)」「13シャンソンズ」という超名作アルバムがありますが、和田アキ子も小西さん選曲の「Freesoul Akko」や作曲を手掛けた「悲しい歌」という名曲があり、何気に小西さんつながりだったりしますね。


見逃したものの、「氣志團×土屋アンナ×夏木マリ」という恐ろしいコラボもあった模様。


ワンナイトカーニバル歌ってますね...
年を追うごとに人間離れしている印象。

ちなみに、夏木マリさんは大阪にある「つるとんたん」という丼が大きいことで有名な「うどん屋」が好きすぎて、東京に出店する際にプロデュースを手掛けたそうです。

家入レオとアルフィー

個人的にここ最近でNo.1の「いい感じにちょいブス」「家入レオ」と、「ひげメガネ」「骸骨ロン毛」「妖怪」の不動の3ピース「アルフィー」がとにかく頻出。
(アルフィーの中では「骸骨ロン毛」の坂崎幸之助さんが好きです)

DAIGOもよく出ていた印象だけど、やっぱり好きだから目に入っちゃうのかなー「家入レオ」と「アルフィー」

そういえば、「家入レオ」の曲って、初期のBUMP OF CHIKENみたい


オケもそうだし、メロディも完璧にバンプ。

石井竜也はどこを目指しているのか

米米クラブ自体も、「浪漫飛行」「君がいるだけで」など名曲はあるものの、元々コミックバンドみたいなもので、ある意味「ビジュアル系」でもあったから、昔から素っ頓狂な格好していたわけですが、もはやこの年齢になってくると「物悲しさ」まで感じてくる。

何も知らない若い子たちは、ここだけ見たら「こじらせた中年の狂乱」と思ってしまうのではないだろうか....

生放送なのに、たまにフェイントかけてくる

「生放送」と銘打っているものの、たまに「録画」のシーンがいくつか。

特にフィナーレの「桑田佳祐」

よ〜く見ると、普段は画面についている「LIVE」の文字がなかった。

ていうか、流石にアンプラグドだったとしても、23時にお台場の野外で収録はできないだろうし、セットのバックに写ってた花火やら途中で降ってきたバラも全部CG。

しかも、司会のアンジャッシュ渡部が生放送的に中継挟もうとしたのに、Vが先に流れてしまって失敗。

そういえば「森高×渡部」の司会って、一回「打ち切り」喰らっているのに、なんで懲りずに使い続けるのだろう。
森高さんも、決してしゃべりはうまくないし、カトパンも淡々としているから、「ミュージックフェア」の空気感満載。

全般的に昭和な雰囲気...

「最強の夏うた100選」の取ってつけた感

時折紹介するものの、なんかイマイチ本編に絡み合ってこない「夏うた100選」
ランキングかと思いきや、そうでもないっていうなんだかよくわからない企画。

司会の二人も、気の利いたこと別に言わないので、本当にただ紹介しているだけみたいな時間になってる。

おまけに最後の「3つ」を渡部が強調して紹介したにもかかわらず、時間の都合上、大してコメントも挟まずに「桑田佳祐」に突入。

おまけに、そこまで引っ張ったのだから、当然「真夏の果実」を歌うのかと思いきや、フジテレビの番組用書き下ろしの曲を歌うっていうご都合主義。

まったくもって、盛り上がりにかける展開。
おまけに上記の通り、録画な上に演出だいぶ失敗しているし。

結局、夏木マリ優勝

番組としての感想は「とにかくアイドル(ジャニーズ含む)でかさまし!」「売れ出し中の歌手を使い倒し!」「アルフィー」「昭和の音楽番組感」「良くも悪くもフジテレビらしいタレントありきの大味な構成」って感じ。

90年代の黄金期を担ったプロデューサーが、未だに過去の栄光にすがるように、過去のセオリーをそのまま後輩が使ってるんじゃないかっていう古き良きフジテレビ臭がプンプン。

しかし、その中でも「夏木マリ」の存在感は圧倒的。
なにより、本人が一番楽しそうだった。
常にアグレッシブな、ああいう年の取り方をしたいものである。

だらだらと突っ込みながら見てしまったけど、「民放番組」って本当につまらなくなったな。

 

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