今年は例年に比べアジの回遊が遅いと言われている知多半島。その中でも知多半島屈指のサビキスポットとして名高い豊浜漁港釣り桟橋は今がハイシーズン。コマセ撒きまくりでオキアミ臭が漂う大混雑の釣り桟橋で「まさか」を狙ってアジングをしてきましたが、ルアーで豆サバが爆釣でした。
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暗いうちからサバ爆釣
到着したのは午前2時半。ちょうど大潮で上げに向かうタイミングとあって潮周りは絶好調。
アジングに入る前に、まずはサビキで魚の様子を探ってみると、浅い棚でサバが入れ食いに・・・朝マズメの4時以降が本番だと思ってたものの、仕掛けを入れた途端に鈴なりでサバがわんさか付いてくる始末。
1時間後、日が昇り始めたタイミングで既にクーラーには数十匹のサバが。流石に持ち帰るのもシンドイのでここからはアジング一本に絞ってルアーを投入。
ルアーでもとにかくサバ爆釣
使用したタックルはアジング流用を見込んだものの存外使い勝手にはかけるイプリミ62ulにストラディックCI4+C2000sにエステル0.3号+リーダーフロロ3lb
1gジグヘッドにReins アジキャロスワンプのアミアビカラ―をチョイスしてキャストすると着水直後にひったくるようなアタリ。
・・・豆サバ。とはいえ15cmくらいとサビキでかかってくるやつよりは多少は大きい。
その後も、隣のコマセが流れてくる方向をトレースして表層を狙うといとも簡単に釣れてくる。
周りのサビキ師を見ていると底まで沈めると5cmほどのアジがポツポツ釣れているがそこまで沈める前にサバがひったくっていくのでアジのタナまでたどりつかない・・・
豆なりにサイズは伸びるのでサビキよりは楽しめる
とにかくサバ、サバ、サバのオンパレードではあるものの、サイズが選べずにかかってくるサビキとは違い、ジグヘッドに反応するサバは多少は大きい(といっても15cmくらいだが)ので、持ち帰りを考えると実はサイズが選べて効率がいい。
サビキだと向こう合わせで勝手に針かかりするものの、ジグヘッドだと多少合わせを入れないと結構簡単にフックオフするので掛ける楽しみもあるし、腐っても青物ゆえ結構走るしトラウトロッドゆえにロッドが気持ちよく曲がる。
アジほどバイトが繊細ではないが、それなりに掛ける操作も求められてファイトも15cmくらいだといい感じなので、飽きない程度に楽しめた。
結果、リリースも沢山したものの4時間程度で15cmクラスのサバを50匹程度持ち帰り。リリース含めると100匹はくだらない。
サビキだと本気出せば2時間で200匹くらいはいけるだろうけど、さすがにサビキでこれだけ釣れると途中から作業みたいになってくるので、多少戦略的な釣り方が求められるジグヘッドでの釣りはサイズもそこそこ、数釣りもできて中々楽しい。
混雑しているがゆえ、キャスト精度も求められる
ハイシーズンの豊浜釣り桟橋ということもあり、2m置きくらいに人が立って2本3本と竿を出すので、正直ルアー投げるのは憚られる状況ではあるものの、だからこそキャスト自体の精度や潮の流れを読んでトレースコースを考えるなど、状況ゆえのテクニックも求められる。
深さがあるので距離は必要なく、6フィートのトラウトロッドでもエステル0.3号で1gのジグヘッドを投げるとかなりの広範囲を攻められる。
あと、サバの場合は日中も回遊があるので、デイゲームでも成立するのがよいところ。
専門で狙うには割とニッチだし、岸からのアプローチではアジのようにビッグワンの期待もあまりないが、ハイシーズンに家族サービスでサビキ釣りに出かけるついでにルアーフィッシングもできるサバゲ―は、結構アリかもしれない。
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