幼少期のバスフィッシングブームおいて、憧れのレベルを超えて、もはや幻としかいいようのなかった存在といえば「megabass(メガバス)」
狂乱のブームもはるか昔だからこそ、大人になったら「megabass(メガバス)」を(中古の格安で)手に入れるんだ!なんて意気込んで購入したのが、「orochiX4(オロチX4)」の「FX-711X4(セブンイレブン)」
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バーサタイルロッドとして期待したものの
オカッパリメインで、飛距離が出せて、ルアーウェイトのレンジも幅広く、「こいつは素晴らしいバーサタイルロッドだ!」なんて思っていたものの、さすがに長すぎてとにかく取り回しが大変!
そもそも愛知県の野池、かなりタフコンディションゆえストラクチャーガンガン攻めるとか、藪漕ぎしまくるとかで機動力が重要。
希望の綱の河川に関しても、さすがに7.11フィートは長すぎて使いにくい。。。
そうなるとキャスタビリティの高い6.6フィートくらいのロッドのほうが有利。
OrochiX4(オロチX4)のセブンイレブンは134gと7,11フィートとしてはかなりの軽量ですが、ロッドのバランスが悪いのか、とにかく使ってて疲れる。。。
重量で言えば7.1フィートのモンストロ710が200g超えで、それに比べればはるかに軽いものの、あちらはロンググリップで重心が手元にあることや、基本的に脇に挟んで持つような設計のため、持ち重りに関して言えば圧倒的にセブンイレブンの方がシンドイ。
グリップが短いので、両手でキャストするのもなんしか心もとない。。。
琵琶湖のヘビキャロなんかは調子いいし、ジグの使い勝手はいい
かなりファーストテーパーで、感度は高いですが、巻物とかだと弾きやすいんじゃないかなって気がしてます。
あえての使い道としては、琵琶湖での三つ又ヘビキャロ。
これに関しては長さからくる飛距離や、ウィードを切りながらアクションさせる分にはいい感じ。
正直、ヘビキャロでしか今は使ってないです。。。
だが、ファーストテーパーかつウェイトレンジが広く、長尺のベイトロッドということで言えば、最近流行のチニングのベイトロッドとしての流用はいけるんじゃないかなって思います。
テキサスとかジグであれば、1/4ozもあれば十分に投げれるし、操作性もいい感じなので、密かにチニングへの転用を考えてたりします。
ウェイト表記はいい加減
一応表記上は「2oz」までと記載されてますが、正直ジョイクロ投げるのはシンドイ。
投げれなくもないんですが、かなり遠慮して投げるハメになります。
足元にちょこんと落とすような使い方ならなんとかなるかもですが、遠投して寄せてくるような使い方はまず無理というか、他の竿使ったほうがいいです。
「マイキー」ならまだ安心して投げれますが、上述の通り弾きやすいような気がするので、ビッグベイトの場合用途がかなり限られてくると思います。
用途はかなり限定される
総合的にみると、掛け調子のロングロッドということで、正直まったくもってバーサタイルでもなんでもないロッド。
バスロッドとしては異例の長尺なので、琵琶湖くらいの大場所でテキサスやらヘビキャロなんかをやるには他に選択肢があまりないこともあって面白いロッドだし、ソルトでの大型ロックフィッシュとかチニングなどへの転用なんかには面白いと思いますが、かなり癖の強いロッド。
スペックだけみるとバーサタイルなのですが、フリッピングロッドとして設計されているというのだから、実際使ってみると確かにって感じでした。
でも、こういう癖の強いロッド使いこなせる人って、たぶんめちゃくちゃ上手い人なんだろうな。。。
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