例年この時期だと、琵琶湖のいわゆる「キタ」で一発逆転のシャローにさしてくる大型狙いの釣りに興じるのですが、なんだか最近はバス釣りのモチベーションが下がり気味。最近あんまりいい思いをしておらず、というのが大きいが。とはいえ「魚を釣りたい!」という欲求はふつふつと湧いてきたことから、生まれて初めて「管理釣り場」なるものに行ってみたのだが、これが思った以上に面白い!
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名古屋から車で1時間、フィッシング サンクチュアリへ
興味はあったものの、いきなり何もわからないまま一人で管理釣り場に行くのもどうかなと思っていたら、たまたま会社の同僚が、トラウトやったことがある、という話になり、であれば是非一度ということで、行ってきたのは名古屋から車で1時間、三重県いなべ市にある「フィッシング サンクチュアリ」
到着したのはオープン直前の7:15でしたが、すでに車はかなりの数。
受付でルアーを少しと入漁券を購入し、中に入ると既にかなりの人。
桟橋からのアプローチがメインの第1ポンドと、小規模な皿池の第2ポンドがあり、初めてということもあり釣りやすそうな第2ポンドを選択しなんとか釣り座を確保。手持ちのゾディアス264Lでスプーンを投げると一投目から小さなアタリが。
朝一はその後もかなりのヒットが続くもなかなか乗らない。繊細なアタリとはいうけど、まさかこんなに難しいとは・・・
ひょっとして、ロッドが硬いのでは?と思い、同行者の持ってきた無名のオールグラスバスロッド(近所のおじさんがくれたらしい)を借りてみると、今までに体験したことのないダルダルのテンション。最初の頃はバスロッドの感覚でキャストしていたので、フライ気味のキャストでまったく飛距離が出ない。。。意識的に水面に叩きつけるように投げてみると、それまでの1.5倍くらいは飛ぶことが判明。ようやくキャストも安定してきたころに、待望のアタリくると、なんにもせずに巻き合わせで魚がかかり、べろんべろんのテンションもあって根元からロッドが曲がり、ドラグもずるずると出ていく。。。
バス釣りだと、よっぽど大物がかからない限りゴリ巻きで楽勝に寄せられるパワータックル使っていることもあって、超ライトタックルでロッド打ち曲げるような釣りはかなり新鮮。魚の引きを楽しんでいたら、ちょっとテンションが抜けた瞬間にあっという間にフックオフ。当たり前だがバーブレスゆえ、やりとりに気をぬくとすぐにフックオフするというのもスリリング。コツをつかみ始めてからは、それはそれは入れ食いタイムが続き、あっという間にお土産ストックも満タン。
スプーンで釣れなくなってきたタイミングで、「とりあえずお守りに」と渡された「X-スティック」を超デッドリトリーブで巻いてくると簡単にアタリがくる。
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なんでこんなただの棒で釣れるのか、理解不明ですが、確かに釣れる。ただ、スレるのも以上に早い。
14時になると、愉快なアナウンスとともにトラックがやってきて、初めての放流を体験。魚ってあんな豪快に放流されるのね。結構衝撃。また、16時ごろにはスタッフがコマセでペレットを撒きはじめると、それはそれは豪快なナブラが水面に立ち、唖然。
フタを開けてみると、トータルニジマス30匹弱で、初めてにしては大満足。コーホーサーモン(いわゆる銀シャケ)も放流されていたらしいが、残念ながらゲットならず。。。
何がいいって持ち帰れるのいいね
バス釣りやっていると、魚を持って帰るという発想がなくなるのだが、10匹までという制限はあるものの魚を持ち帰れるのは何気に新鮮。当然、持ち帰る発想がないのでニジマスの内臓取りなどもできないのだが、同行者がやってくれたおかげで家では捌くだけ。3枚に下ろしてカレー粉をまぶしたソテーにしたり、煮物にしたりとあれこれ料理してみたが、釣りたて、ということもあって身がとにかく柔らかくて、うまい。
それから完全にエリアトラウトにハマってしまい、それから一ヶ月に3回ほど行くようになり、燻製なんかにも挑戦し始める始末。ついにはトラウトロッドまで購入してしまった。。。
2017.04.15追記 その後、トラウト用リールまで
魚がいるとわかっていて、どう食わせるかという、魚がいる場所を探すバス釣りとは完全に逆の釣りですが、繊細なアタリ、フックオフのスリルなど含め、手軽にエキサイティングな釣りが楽しめるという意味でエリアトラウト、完全にアリです。
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