名古屋に住んで当初の数年は、あまりにも名古屋のテレビがつまらなくて1年でほんの数回も見ない年とかあったくらいでしたが、最近PS3やAmazonビデオやらでテレビを見る機会もかなり増えたということで思い切って4Kテレビを購入してしまいました。
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最近テレビが楽しい
これまでは名古屋に住み始めた時に購入した32インチのアクオスをかれこれ9年も使っており、Fire TV StickもPS3もそれで楽しんでおりました。
特に不具合もなかったものの、9年も前のテレビだけあって解像度も2K(フルHD)でもなく普通のHD
当然倍速液晶もHDD接続録画もなし。
元より地上波もみなかったのでブルーレイレコーダーなどもなく、昨年PS3を入手するまではHDMI端子すら使ったことがなく、たまにmac book airをD-SUBでつないでミラーリングとかする程度。
使っている分にはサイズ的にも特に不満もなかったし、急を要するものでもなかったものの年末年始とAmazonビデオで映画みまくったりPS3でゲームしていたりしたらなんとなく大きいテレビが欲しくなってきてしまったのである。
どうせ買うなら4Kかなとか思いつつ
今買うなら4Kでしょ!とは思っていたものの、地上波もBSでも4Kで観れるわけではないですし、4K放送始まったとしても別途チューナーがいるらしいということで、お値段重視で50インチくらいの2Kでいいかなって思ってました。
が、韓国のLGの49インチテレビが4K対応で8万円代で買えると聞いて、いてもたってもいられず、電気屋さんへ直行。
するとタイミングよく、エディオンで在庫処分品となっていたLGの49UH6500が税別79,800円で売っており、さんざん悩んだ結果、購入してしまいました。
電気屋で見比べると分かる、国産との画質の壁
電気屋で他の国産メーカーと比較すると、画質の差は歴然でした。
一応パネル自体は国産メーカーにも卸しているし、imacの液晶もLG製とは聞いていたのでそんなに悪くないだろうと思っていましたが、やっぱり画像処理エンジンの違いなのでしょうか。
画質に定評のある東芝レグザなんかと比べるとそりゃ雲泥の差。
明るさ、色の鮮やかさ、見易さ、どれを取っても普及価格帯では圧倒的。
ついでアクオス、ブラビアが並んで、次にビエラかなって感じで、LGはそれよりも明らかに明るさや色合いで劣る感じ。
解像度もなんだかちょっとぼやけて見えましたね。
ただ、50インチの同レベルのもので考えると、LG安さは異常。
国産だとアンダー10万は絶望的ですし、正直9年前の32インチからすればどれもハイパー高スペックに見えるわけです。
横並びで見ればそりゃいいものはよく見えるけど、家に1台しかテレビおくことはないんだし、そこに数万円をかけるのもどうかしら、って思ったのでLGで決めてしまいました。
5年保証も付いているし、まあ10万以下のテレビで5年持てば御の字だろうと。
で、実際自宅で見ると、LGで十分すぎるほど綺麗
しかし、いざ自宅に設置すると9年前のHDの32インチからの比較になるから、それはそれは感動ものの進化。
LGの4Kアップコンバーターはダメだとか言われているけど、全然気にならん。
倍速液晶も効いてて動きのある絵もヌルヌル。
何が感動したって、youtubeのHD動画が信じられないくらい高画質。
imacでフルHD見ててもなんとも思わなかったけど、同じフルHDのソースでも4Kアップコンバーターが効いてこんなに違うのかってくらい高精細に見える。
そんでもってスマートTVゆえアホほど機能付いとる
今時のテレビのこと良くわかってなかったのですが、HDDへの録画はもちろんのこと、単独でyoutubeやAmazonビデオみたり、miracastまでできるのに何気に感動。
WebOSっていうネーミングセンスはイマイチなOSが入っていて、youtubeなんかもアプリ(Fire TV Stickとまったく同じUI)になっていて、別途アプリ追加してあれやこれやってのもできるから、STB内臓のテレビというか、STBにテレビチューナー付いたモニターって感じ。
操作性は慣れが必要だし標準で付いているリモコンだと操作しづらいところもあるけど、マジックリモコンとか買わなくてもとりあえずOK
てか、こんだけあれやこれやできるとFire TV Stickでできること大抵テレビだけでできてしまう。。。
残念な点もいくつか
明るさについては設定でバックライト限界までつけたり、色味もある程度マニュアル設定でいい感じに詰めることができたのでよかったですが、デフォルトの設定だと明らかに色味が変。黄色が足りてないのか青みが強いのか、「赤」がかなりボルドー寄りの色になってしまいます。4Kアップコンバーターの性質なのか、グラデーションの再現みたいなのも苦手。
そして設定画面の操作がわかりづらい。
取説はハードのことしか書いていないので、操作についてはテレビ上でのマニュアルを見るしかないものの、操作しながらマニュアル見ることができないので、全然よくわからない。テレビというよりもイメージ的にWebOS上でテレビの機能を動かしたり、各種機能もアプリ的に立ち上げるようなUIになっているので、番組表一つとっても普通のテレビとして考えると軌道がちょっと遅い。
さすがに9年前のアクオスに比べればマシですが、とはいえイマドキのテレビとしてどうなの?って感じのもっさり感。
いろんな機能をアプリとして起動しているので、それぞれを使わないときは終了させておかないとメモリが圧迫されているのか全体的に動作が重たくなる。このあたりはテレビとしてというよりスマートデバイスとして考えないとただ使いにくくて反応の良くないテレビって印象を受けてしまう。
あと、内臓スピーカーの音もあまりよくない。
背面スピーカーで省スペース設計だからだと思うけど、聞き取りやすさを求めた結果なのか、やたら中域がラウドで低音が超薄い。どんだけ設定いじくってもあまり改善されないので、別途スピーカー接続したほうがよさげ。
サイズも同レベルの国産よりはちょっと分厚いです。
ただ、それを持って余る美しさと感動がお手ごろに手に入ったことがなにより
細かな点はあるけど、個人的な用途としては地上波よりもyoutubeやVODなどが中心なので、地上波録画ができるようになって、自宅で見る分には十分すぎる大画面と画質がアンダー10万円で手に入ったことのほうが優る部分多し。
地上波が面白くない時は録画した番組見るか、AbemaTVザッピングするとか選択肢も多いし、とにかくyoutubeの画質がアホほど綺麗になったのが楽しすぎてついついMVとか見まくりだし、Amazonビデオでの映画も画質が良くなった分超楽しい。
今世の中に出回っているテレビは4K放送用チューナーついてないから来るべき4K放送は見れないから意味がないとか言われてますが、4KアップコンバーターがあればフルHDの番組とか動画は驚くほど綺麗に見れるようになるので、手頃なお値段で4K対応のLGは超お得。
2018.9.4追記
4Kテレビもだいぶ値段下がってますね。2017年モデルなんて6万切ってます、
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